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占いの真相を語る

複数の占いのアドバイスが矛盾・対立した時の対処法

複数の占いからアドバイスを受け、そのアドバイス同士が矛盾・対立した時は、その時々の自分の直感でピン!ときた方を採用しましょう。

また、より自分事のように感じられるアドバイスを採用しましょう。

これは私たちが自己啓発の本を読む時の手法によく似ています。

自己啓発の本から教訓を得る場合、普通、本の中に書かれているアドバイスを全て受け入れることはせず、自分の置かれている環境や状況に応じて、一番相応しいと感じられる一節を選択し活用されると思います。

占いのアドバイスが矛盾した場合は、この自己啓発の本を読む時の手法を参考にしてみてください。

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占いの真相を語る イーチンタロット

イーチンタロットカードの効能

イーチンが意味する〈易経〉は、元来その成り立ちは〈占いのテキスト〉として誕生したものであるが、長い歴史を経て、現在では東洋哲学の最高峰、人生の処世訓の叡智、宇宙の書などと称され、特に学問として取り扱うアカデミックの世界では、占いとして側面が極力排除されている傾向が強い。

玄彗としては、アカデミックの世界で、易経を哲学書として位置づけ、占いの要素を排除することに特に異論はないが、そうであっても、易経を理解する為の学習教材として、イーチンタロット・カードを利用することは大いに薦めたいと考えている。

元々、易経は占いのテキストからスタートした性格上、その内容は非常に抽象的であり、初学者には易経が言わんとする意味がすぐに分かりにくいという難点がある。

その際に、カードを用いることによって、ビジュアル的にまた簡潔に、易経の暗示する意味を把握をすることは、易経の学習において、とても有意義であると考えるので、これから易経を学習する者、または学問の場で易経を教える者は、ぜひイーチンタロット・カードを取り入れることを検討されることが良い。

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占いの真相を語る イーチンタロット

イーチンタロット占いを学ぶ際の注意点

イーチンタロット占いを学習する際、学習者が、

イーチンである〈易経〉に重心を置きすぎるとアカデミック(学問)寄りとなって、占いなんて・・と占いを軽視する傾向になりやすく、

逆にタロット占いの部分に重心を置きすぎると、今度はエンターテインメント(娯楽)寄りになって、学問臭の強い〈易経〉の学習が難解で取り付き難いものに感じられてしまう。

イーチンタロット占いの習得には、この学問的要素と娯楽的要素の2面を上手く融合しながら学習を続け、バランスを取ることがとても重要となる。

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はじめてのイーチンタロット占い②

はじめてのイーチンタロット占い【ゼロからの占い師養成講座②】■第10回 補講 巽は風であり木でもある

第10回 補講 巽は風であり木でもある

■巽の卦の補足説明

以上 八卦の解説となりましたが
ここで 巽の卦につきまして
補足説明を 行います

この後のレクチャーで
六十四卦の学習に 取り組む際には

六十四卦を 上下
二つの八卦に 分解して

それぞれが 象徴する
自然界の要素を 基にして
六十四卦の意味を 理解していくことが
基本的な学習方法 となります

そこで 六十四卦を構成する
上下の八卦を
自然界の要素に 置き換える際に
八卦の 乾・兌・離・震
巽・坎・艮・坤 を

天・沢・火・雷
風・水・山・地 に
置き換えますが

この時 巽の卦だけは
時に

風の象意 ではなく
樹木 木
自然界の木の象意として 見る場合が
多く 出てきます

この巽の卦が
なぜ 木を象徴するのか?
という理由として

一般的には
巽の卦は 五行説の
五行の木に 配当されるからと
説明されるのですが

玄彗は
長い間 その説明では
イマイチ納得が いきませんでした

なぜ 全く関連性があるように見えない
風と木が 同じ巽の卦に含まれるのか
なぜ 風は木なのか?
なぜ 木は風なのか?

その理由に関しまして
最終的に
玄彗独自の考え方に 至りましたので
ここで共有したい と思います

今後 六十四卦の学習の際に
巽の卦を理解する
有益な発想になる と思います
ぜひ ご参考にしてください

まず最初に 巽の卦の特徴として
その他の八卦の象意と 比べると
内包する象意

この場合 巽の卦は風ですけれども
この風は
具体的に 目で見ることはできません
それ以外の八卦の象意は
目で見ることができます

風の存在は 肌の感覚で
感じるか 音で推測するか
もしくは 周囲の何かが
風に揺られている姿を 見ることで
風の存在を 認識することが出来ます

なぜ 八卦の巽の卦には
風の象の他に 木の象があるのか
この理由に迫るために
易を開発した 古代人になりきってみましょう

風を 感じるのは
まず 第一に
肌感覚 肌に感じる風のゆらぎです

ただ もし屋内にいた場合
外で吹いている風を 感じるのは
何を通じて 風が吹いているのか
吹いていないのか を感じるのか

古代ですよ
現代とは違います
自然の他に
あまり人工物がなかった時代の話です
まず外から聞こえる ゴーゴーという
ヒューヒューでもいいです

音を 聞いて
風が 吹いてることを
推測したかもしれませんが
ただ 音だけを頼りに
風の存在を 判断するのは
いささか 心許ないですね

時に 間違えて
別な音と 勘違いしてしまう
可能性も あります

それよりも
屋内から 外の風景を眺めて
外の樹木が
風に揺られている 姿を見て

風のあるなしに
確信を 持ったのではないか

木を見て
風の存在を 認識したのではないかと
考えたわけです

ここから
風と木 樹木を
一体のものとして見る 考え方
二つの象意の関係性が 生じたと
玄彗は 推測しております

さらに 飛躍して

もしかしたら
風が吹く 原因を
木の働きによるもの と
考えたのではないか

現代人にとっては
樹木が風に揺られることの 原因は
風が吹いているからと 自然に理解し
ここに疑問を挟む余地は ありませんが

もしかしたら
古代人は

風が生じる要因 原因は
反対に
樹木が活動する

樹木が 大きく大きく
揺れることから
風が生じている と
想像した可能性も ありえそうです

広い世界の どこかに
巨大な 意思を持った樹木
神木 があり

それが 大きく揺れることによって
世界に 風を行き渡らせている
そんな想像力が 働いた可能性が
あるかもしれません

なぜなら 古代の世界というのは
まだ神話が 現実として
生きている世界 なんですね

風が原因で
木が揺れている と考えるのではなく
巨大な木が揺れることで 風が生じる
風の 生成元は
樹木である

そう 古代人は考えたのではないか
そう考えることも 出来そうです

ここから 巽の卦
本来は 風の象である巽に
木の象が加えられた理由が あると
玄彗は 推測し

ようやく 巽の卦に
木の象意が含まれる理由 について
納得することが できました

実際 このような学説があるかは
不明 ですが
今後の学習の参考になれば 幸いです

以上 巽の卦の補足説明を
終わります


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はじめてのイーチンタロット占い②

はじめてのイーチンタロット占い【ゼロからの占い師養成講座②】■第2回 乾(けん)は天

第2回 乾(けん)は天

それでは八卦(はっか)を 説明していきます
八卦(はっけ) を説明していきます

■乾(けん) について

乾は 天に配当されます

三本線の 陽線
陽線が 三本重なったのが
乾(けん)と言われる 八卦となります

陽線は
積極性 強い 大きい 広がる
そういうものを ポジティブな
プラスのイメージを 暗示しておりますが

乾(けん)は

その陽線が 陽線・陽線・陽線
ヨウ ヨウ ヨウ
全て陽線で 出来ている
八卦(はっけ) となります

陽の上に陽が重なる ということで
絶対の積極性を
ぜひ イメージしてください

そして この陽線というのは
力強く どこまでもどこまでも
伸びて 広がっていく
そういうイメージです

古代の人が
この陽線を 三本重ねた
乾を 見た時に
まず 自分たちの身の回りにある

この自然界を 見て

自然には 空もあれば 地面もあるな
山もあるな
風も吹いてるな
そういう風に 感じた時に

この陽線が三本重なる この乾は
この自然界の構成する 要素の中で
どれに配当するのが 最も妥当かなと
想像した時に 

やはり空を見て

どこまでも広がる 空
無限の 空
境界線がなく 宇宙ですね

どこまでも広がる宇宙 たくさんの星がある空
それを 見た時に
この 陽線三本

力強く
どこまでも伸びて 広がっていく
このイメージは

天 にふさわしい

そういうふうに 考えたわけです

ですので
この乾が 天に配当される
というのは
そういうところから 来ていると
ぜひ ご理解いただければと思います

■復習します

以前のレクチャーで ご説明しましたが

易(えき)というのは
易の三本線
もしくは 易の六本線というのは

まず 無から宇宙

無から
宇宙が生まれ

無から 太極が生まれ

その太極には
陽 プラスの性質のものと
陰 マイナスの性質のものがある
というご説明を しましたが

その陽の中でも
陽の中の さらに陽性の強いもの
陽の中でも
若干 陰性に傾いているもの

陰の中でも
陽性の強いもの
陰の中でも
本当に陰の中の陰 といわれるもの

そういう区分けをした わけですけれども

この乾は
さらに 陽性の中の陽性で
もう一段階
さらに陽性 ヨウ・ヨウ・ヨウ
ということですね

最初から最後まで 陽性の強い
そういう性質を 帯びているものを
この乾というのは 暗示していると
ご理解ください

そこからですね

自然界にあるものを 古代の人が見た時に
何に配当するのが 妥当なのか
と考えた時に
 
この空を見て

この天 そして宇宙を見て

このどこまでも広がる空 天ですね
それに配当するのが 妥当だと
いうふうに考えた と
イメージしてみましょう


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