占いの価値というのは、自分自身のことを占って、何度も何度も自分について考えるところにある。
つまり、占いは内省の道具。
この意味が分からない人は、とりあえずどこかの占い師に占ってもらって、少しコツが分かったら、自分で占術を覚えて、自分で行うことがベスト。
そして、慣れてくると、最終的に占いという道具は不要になってくる。
占いの価値というのは、自分自身のことを占って、何度も何度も自分について考えるところにある。
つまり、占いは内省の道具。
この意味が分からない人は、とりあえずどこかの占い師に占ってもらって、少しコツが分かったら、自分で占術を覚えて、自分で行うことがベスト。
そして、慣れてくると、最終的に占いという道具は不要になってくる。
理由は単純です。宗教が時間と労力を費やして信者に提供するものを、〈占い〉が一瞬で提供してしまうからです。
宗教はその信条や教えを信者に提供して、信者に信じて貰う為に、色々な装置やシステムを用意しています。
その装置の中には、教典や神や仏も含まれます。
そのような多大な労力と仕掛けをもって、ようやく信者に、進むべき道や採るべき選択を提示し、信者の信頼を勝ち得て、ようやくその宗教が目指す世界へと信者を導くわけですが、
この一連の過程を、あっという間にすっ飛ばして、
迷える者に具体的な道を示し、信頼を獲得し、実際に道を歩ませる力を持つ存在が、〈占い〉なのです。
なので、教団がまだ生まれたばかりで信者の数が少ない時は、主に信者獲得の導線として、教団は積極的に〈占い〉の力を利用しようとしますが、
ある程度その教団自体が力を持つと、今度は〈占い〉を禁止するようになるのは、そのような理由からです。
なぜなら教典の有り難い教えよりも、占い師の告げる〈占い〉の暗示を信じられてしまったら、宗教の立つ瀬が無くなってしまうからです。
今回はそれだけ〈占い〉には人を魅了する力、パワーがあるというお話でした。
占いが当たるとか当たらないとか、そのようなエンタメ的要素を論じる時代はとうの昔に過ぎ去りました。
結論から言えば、占いの告げる未来は、当たりません。
ただし、その未来を、現在の時点で知ろう、把握しようとするその行為(占う行為)自体の価値は、いささかも減じることはないのです。
なぜなら、既に、占いは新しい時代の価値観に合わせた、新しいステージの占いへと変貌しているからです。
新しい時代の、新しい占いとは、未来という仮想現実を、今敢えてシミュレーションすることで、あなた自身の内面の奥深くに眠っている心の領域、魂の領域に科学変化を起こし、自分の真の願望と、自分の強み(自分らしさ)を再発見する行為を目指すものです。
占いとは、その一連のプロセスを実施する為の思考実験の道具、ツールなのです。
つまり、占いは現代において、シミュレーション・ゲームのツールとなったのです。
そして、自分の真の願望と自分の強みを発見した者は、誰でも幸せで、心の底から満足することが出来る、充実した人生を歩むことが出来るようになるのです。
占いは、当たらないが、人生の役には立つ。
さあ、あなたも占いで開運の扉を大きく開きましょう!
占いの目的は未来予知ではない。
占いの真の目的とは『自分の心を観ること』である。
占い師の真の役目とは、依頼者自身に、自分の心を観ることを促すこと。
では、自分の心を観る目的とはなにか。それは
そして、その答えは全て、既に、自分の心の中に存在していることを知ることである。
占いとは、現代の用語を借りれば、カウンセリングとコーチングが融合した究極の自己啓発メソッドなのである。
真の占いとは『自分の心との対話』を重視する占い。
占いを行う者は、自分らしい生き方と、本当にやりたいことを発見し、心の底から喜べる人生を歩むことが出来る。
そう、もっと人生を楽しむために占いはある。