第2回 乾(けん)は天
それでは八卦(はっか)を 説明していきます
八卦(はっけ) を説明していきます
■乾(けん) について
乾は 天に配当されます
三本線の 陽線
陽線が 三本重なったのが
乾(けん)と言われる 八卦となります
陽線は
積極性 強い 大きい 広がる
そういうものを ポジティブな
プラスのイメージを 暗示しておりますが
乾(けん)は
その陽線が 陽線・陽線・陽線
ヨウ ヨウ ヨウ
全て陽線で 出来ている
八卦(はっけ) となります
陽の上に陽が重なる ということで
絶対の積極性を
ぜひ イメージしてください
そして この陽線というのは
力強く どこまでもどこまでも
伸びて 広がっていく
そういうイメージです
古代の人が
この陽線を 三本重ねた
乾を 見た時に
まず 自分たちの身の回りにある
この自然界を 見て
自然には 空もあれば 地面もあるな
山もあるな
風も吹いてるな
そういう風に 感じた時に
この陽線が三本重なる この乾は
この自然界の構成する 要素の中で
どれに配当するのが 最も妥当かなと
想像した時に
やはり空を見て
どこまでも広がる 空
無限の 空
境界線がなく 宇宙ですね
どこまでも広がる宇宙 たくさんの星がある空
それを 見た時に
この 陽線三本
力強く
どこまでも伸びて 広がっていく
このイメージは
天 にふさわしい
そういうふうに 考えたわけです
ですので
この乾が 天に配当される
というのは
そういうところから 来ていると
ぜひ ご理解いただければと思います
■復習します
以前のレクチャーで ご説明しましたが
易(えき)というのは
易の三本線
もしくは 易の六本線というのは
まず 無から宇宙
無から
宇宙が生まれ
無から 太極が生まれ
その太極には
陽 プラスの性質のものと
陰 マイナスの性質のものがある
というご説明を しましたが
その陽の中でも
陽の中の さらに陽性の強いもの
陽の中でも
若干 陰性に傾いているもの
陰の中でも
陽性の強いもの
陰の中でも
本当に陰の中の陰 といわれるもの
そういう区分けをした わけですけれども
この乾は
さらに 陽性の中の陽性で
もう一段階
さらに陽性 ヨウ・ヨウ・ヨウ
ということですね
最初から最後まで 陽性の強い
そういう性質を 帯びているものを
この乾というのは 暗示していると
ご理解ください
そこからですね
自然界にあるものを 古代の人が見た時に
何に配当するのが 妥当なのか
と考えた時に
この空を見て
この天 そして宇宙を見て
このどこまでも広がる空 天ですね
それに配当するのが 妥当だと
いうふうに考えた と
イメージしてみましょう
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