第12回 卦の成り立ち
《動画とアニメで学ぶ!》
■あらすじ
はい それでは
続きまして 卦の成り立ち
易の世界観について ご説明いたします
大古の人が
この大宇宙の森羅万象
様々な変化を 易の
六本の卦 陰と陽の線で
表現してみよう ということを思い立って
卦を成立させたわけですけれども
その卦が生まれることになった背景
そして 易の
大きな世界観について 説明したいと思います
■卦の成り立ち
まず
宇宙は
この大宇宙は 無から始まった
とお考え下さい
そして この無から
大きな大元気のエネルギー
太極が生まれました
この太極は 全てのものの
エネルギーの始まりです
そこから
この太極の中から
陽性のもの 陰性のもの
ということで
2つの大きな
2つのカテゴリーに 性質を
分けたわけなんですけれども
この2つの 陰と陽のカテゴリーで
世界を説明しようとしても
まだちょっと 情報が不足している
というふうに考えまして
陽の中でも さらに陽性の強いもの
陽なんだけれども 陰性の強いもの
陰性なんだけれども
陽性の強いもの
陰性の中の さらに陰性のもの
ということで
線をもう一つ重ねて
二本線の卦を 作ったわけです
これで4つのパターンが 出来たんですけれども
この4つのパターンだけでは
まだ情報が不足しているということで
さらに陽線と陰線
プラスとマイナス
そちらの線を加えまして
いちばんはじ
陽・陽でさらに陽
陽・陰・陽
こんな感じで
いろいろな バリエーションを
この線を重ねることによって
作ったわけです
最終的に 三本線の卦
先ほどは 八卦と
説明いたしましたが
この三本線の卦が
8パターン 生まれるところから
こちらの三本線を 八卦と呼びます
そして その八卦に
それぞれ名前を付けまして
ケン ダ リ シン
ソン カン ゴン コン
というふうに
名称付けた わけなんですけれども
これだけでは 初心者の方には
全く何が何だか さっぱり分からない
ということなので
■易の世界観
地上界にある
私たちが 自然界で目にする
色々なもの
例えば
大自然の中の
天
沢 水の流れ
火
雷
風
水 川の流れ
山
地 大地
こういうものに
その八卦を 振り分けたわけなんです
ただ この八卦だけでは
なかなか (まだ)情報が不足しているだろう
ということで
この八卦と八卦を
上下二つずつ組み合わせて
64のパターンを 作ったんですけれども
この64のパターンで 出来上がったのが
前のレクチャーで 説明しておりました
六十四卦 というふうになります
昔の人は
この六本線で 大宇宙の
新羅万象の変化を
表現しようと したわけなんですが
この易の 元々の
成り立ちから考えれば
この線は
無数に増やしても 構わないわけで
七本線 八本線
例えば 八卦も
三本線 ですけれども
それが 四本線になっても
五本線になっても 構わないかと思うんで
宜しいかとは 思うんですけれども
やはり人間の 脳の
脳みその処理能力 から考えると
やはり 六本線の六十四卦
ここまでが限界かな
ということで 六十四卦に
落ち着いたんではないかな
と考えております
■易の未来予想図
ですので これから現代社会でAI
技術が進歩すれば もしかしたら
百年後 二百年後
七本線の卦 八本線の卦
十本線の卦というものが
新しく 生まれることは
可能性として ありうるかもしれません
■まとめ
この六十四卦が出来て このような大きな
易占六十四卦表 というのが出来るんです
はい それではまとめます
まず無から太極 大元気のエネルギーが生まれる
太極から 陰と陽の一本線が生まれる
一本線は 二本線となり
三本線の 八卦へと成長する
八卦を二つ組み合わせて
六本線の六十四卦が生まれる
六十四の卦で
大宇宙の森羅万象と
その変化を表現する 哲学が易となります
この六十四卦を
一枚ずつの カードとしたのが
これから皆さんが学んでいこうとする
イーチンタロットカード であります
☆☆☆
続く
占いを学ぼう!
げんすいの
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