第11回 補講 易には少数決の発想が流れている
■八卦の解説 補足説明
この巽は風 それと
一つ前のレクチャーの
震は雷 について
補足説明 いたします
このセクションの 一番最初に
八卦の特徴として
易には 少数決
少数派の 発想が流れているという
ご説明を いたしました
易は 数が少ない方の陰陽線が
主体となり 勢力を持つ
往々にして
易は この三本線
もしくは 六本線ある中で
数が少ない方の
陰陽線が 主人公となる
傾向があります
ですので 今回ご説明した
巽は風も
陰・陽・陽 となりまして
陰線が一本で 陽線が二本ですけれども
この場合 主人公となるのが
こちらの陰線 となります
一つ前のレクチャーの
震は雷は
陽・陰・陰 となりまして
陽線が 一つ
陰線が 一・二と
二つありましたが
震の卦は
一番下にある
数が少ない方の 陽線
こちらの方が 主人公になる
という特徴が ありまして
易には 少数決
少数派が 主人公となりやすい
なることが 多い
そういう特徴がある ということを
補足として
頭の片隅に
入れていただければ と思います